![AFTER](https://www.kouwa-kogyo.co.jp/case/assets_c/2020/09/IMG_0027-thumb-700x525-26.jpg)
![BEFORE](https://www.kouwa-kogyo.co.jp/case/assets_c/2020/09/IMG_0014-thumb-700x525-27.jpg)
施工後25年程度経過したお宅でした。
触ると手が真っ白になってしまうチョーキング現象が起きていました。これはもともとの外壁剤が大幅に劣化している状態です。かなり外壁の劣化具合はひどかったです。
まずは調査を実施した後施工開始。
外壁を洗浄し、下地処理を通常通り丁寧に行いました。下塗りには劣化が激しいときに塗るサフェーサという下地材を塗りました。サフェーサは厚みのある塗料なので、下地に厚みができ、上塗り材の吸い込みを避ける効果があります。こうすることで、上塗りの効果が上がり、外壁材の本来の効果を発揮させることができます。地肌をよくすることで中塗りや上塗りにもいい影響がでます。
施工期間は約2週間。
こちらのお宅は、調査した結果シロアリの発生を確認しました。そのため、一部外壁材を外してシロアリ駆除の薬を散布した上で施工。外壁の調査をしなかったらもっとボロボロになっていた可能性が高かったため、この段階で発見できたことは非常に運が良かったと思います。
弊社では、シロアリの駆除も対応しております。
実は、年数が経っていると意外とあるのがこのシロアリ被害です。こちらのケースでは、お施主さんはまったく気づいていませんでした。シロアリは、気づいたときには手遅れ で、柱や梁もボロボロになってしまっていることがほとんどです。基本的には10年に一度薬剤散布したほうが良いです。新築の際には必ず薬剤散布をしていますが、効果が5年超えると消えてしまいます。
また、塗り替えについても、10年から15年に1度する方が効果が高くなります。
いきなり塗り替えでなくとも、こうしたシロアリの発見につながることもありますので、10年に一度調査を入れることをお勧めします。その際には広和工業までお気軽にご相談ください。