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BEFOREBEFORE

今回は軒天と玄関ドアの塗装工事事例です。知人から軒天の塗装が剥げているので見てもらいたいという相談を受け確認に行きました。通常、軒天の木部には保護剤を塗るのですが、ペンキが塗ってあり、そのペンキがはがれて禿げてしまっていました。写真では少しわかりにくいかもしれませんが、写真以上に劣化は激しかったです。

保護剤は浸透させるための塗料です。ペンキを塗ってしまっている状態で塗っても浸透せず意味がありません。そのため、今回は保護剤ではなく木部用の下塗りをし、上塗りとして弾性のシリコン剤を塗りました。木は、雨が降れば湿気を吸い、時間が経てば乾燥します。そのため膨らんだりしぼんだりと動きがでます。通常のシリコン塗料をそこに塗布してしまうと、塗料が割れてしまう可能性があるため、今回は弾性のシリコン塗料を使い塗装していきました。

併せて、玄関のドアや窓枠も塗装。木にこだわっているお宅なので多くの場所に木がふんだんに使われています。しかし、それらの木部にも同じようにペンキ塗装されてしまっていました。軒天同様、そうした木部を一通り塗装対応。玄関のドアは若干歪んでひずみができていたので、併せてひずみを補正する対応もさせていただきました。

こちらのお宅は、お施主様のお父様が以前に塗装業者に依頼して塗り替え工事を行ったようです。その際、木部に保護剤を塗らずにペンキを塗ってしまっていたため、通常よりも早く経年劣化してしまっていました。屋根や外壁は常に外で過酷な環境にさらされます。特に近年は温暖化の影響から、夏は暑く冬は寒く、かつ大型の台風なども多くあります。寒暖差が激しくなればそれだけ屋根や外壁は傷みやすくなります。きちんとした工事ができる業者に依頼しないと、こちらのお施主様のように本来なら大丈夫だったであろうものが、早めに経年劣化してしまい、補修対応を余儀なくされてしまいます。

広和工業はこれまで延べ1,300件を超える塗装実績があります。一般住宅のみではなく工場や倉庫などの物件にも対応しております。お施主様の状況に合わせた塗装ができるのが当社の強みだと思います。ぜひ、塗装をお考えの際にはご相談下さい。

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