AFTERAFTER
BEFOREBEFORE

工務店さんからの相談。築50年以上の物件。以前に塗り替えをしていたようですが、経年劣化が激しくご相談いただきました。

当初、施工は屋根と外壁の塗装工事の予定で現場確認をさせていただきました。しかし、カラーベストを使った屋根は、劣化が激しく、少し圧を与えただけで崩れてしまうような状況。そのため、塗装工事では対応ができませんでした。

そこで今回は『カバー工法』という工法を用いて対応することに。カバー工法とは、カラーベストの屋根の上から鋼製の屋根材を全体的に被せていく工法です。屋根の上に、もう1枚丈夫な硬い屋根を被せるイメージです。屋根をはがして貼るよりもコストを抑えられ、かつ断熱性能も上がります。最近は技術の進歩により上に乗せる(被せる)鋼材も硬度は高くても軽量化されています。ちなみに清水寺の屋根も、現在は瓦をはずしチタン製の素材です。

外壁は、通常の外壁部分だけではなくベランダのパラペット(少し飛び出した部分)や軒天の裏側など、新たに大工さんに作ってもらって張り替えたりと細かい部分の施工も行いました。

写真ではわかりにくいですが、実はこちらのお宅、見えている後ろ側にも築15年ほどのつながっている建物があります。以前は後ろの建物の外壁は紺色だったのですが、今回の施工では色を合わせて両方とも濃い目のクリーム色で統一しました。

近年、新築工事は原材料の高騰もあり、リフォームをされる方が増えています。外壁塗装はリフォーム同様に塗り替えることで家を新築のような輝きに戻すことができます。屋根や外壁塗装を検討中の方は広和工業までご相談ください。予算含めご要望をお聞きし、最適な提案をさせていただきます。

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